臼野村(読み)うすのむら

日本歴史地名大系 「臼野村」の解説

臼野村
うすのむら

[現在地名]真玉町臼野 いそ尾鷲おわしなど

臼野川下流域、周防灘に面して立地する。中世臼野庄とみえる。慶長豊後国絵図に村名がみえ、高二千一〇五石余。小倉藩元和人畜改帳では加子(水主)分臼野村として高五一石余で、家数一四のうち本家(ただし本百姓・小百姓)六、隠居・庭屋・部屋・牛屋八、人数男一八(うち名子二)・女一七、牛三。正保郷帳では香々地かかじ庄に属し、田高二三八石余・畑高三五六石余で、茅山有、日損所、新田有と記す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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