日本歴史地名大系 「舟岩古墳群」の解説 舟岩古墳群ふないわこふんぐん 高知県:南国市蓮如寺村舟岩古墳群[現在地名]南国市岡豊町小蓮 池谷、岡豊町笠ノ川 大平山・舟岩笠(かさ)ノ川(かわ)集落南の大平(おおひら)山(一二五メートル)からその北西の舟岩山へかけての尾根、およびこの尾根の北東斜面に群集する二二基の古墳で、県下最大の古墳群。最高位の古墳は標高一一九メートル、最低位の古墳は五〇メートルにある。古墳群中、大平山にあった舟岩一二号墳や一五号墳などは、古くは大平山古墳群とか大平山西古墳などとよばれていた。また一五号墳は現在当古墳群中に入れずに単独に狭間(はざま)古墳とよんでいる。すべてが古墳時代後期の円墳で、内部に横穴式石室をもつ。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報