…陸部の表現も海上から見えるものを描くのが原則で,高い山の背後は省略し海岸付近の煙突,塔,建物,灯台など船位決定に役立つ顕著な目標物が表現される。 海図は縮尺とその用途により総図(400万分の1より小縮尺),航洋図(400万~100万分の1),航海図(100万~30万分の1),海岸図(30万~5万分の1),港泊図(5万分の1より大縮尺)に分けられる。海図は航海中の図の取替えに便利なように,同縮尺図の間にも重複部分を設けている。…
※「航海図」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...