船原(読み)ふなばら

改訂新版 世界大百科事典 「船原」の意味・わかりやすい解説

船原[温泉] (ふなばら)

静岡県伊豆市の旧天城湯ヶ島町上船原にある温泉泉質単純泉,ボウ硝泉,泉温47~80℃。天城山の北麓狩野(かの)川の支流船原川の渓谷にわき,1924年伊豆箱根鉄道が修善寺まで開通してから湯治客が増加した。一帯は源頼朝がたびたび狩猟を行ったところと伝えられる。川魚や山菜を串にさして焼いて食べる〈お狩場焼〉と純金風呂(現在は存在せず)が名物冬季は天城一帯の狩猟客でにぎわう。
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関連語 榊原

百科事典マイペディア 「船原」の意味・わかりやすい解説

船原[温泉]【ふなばら】

静岡県伊豆市にある温泉。ボウ硝苦味泉。46〜70℃。狩野川の支流船原川に沿う谷あいにあり,狩猟地としても知られる。修善寺からバス
→関連項目天城湯ヶ島[町]

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