船山古墳(読み)ふなやまこふん

日本歴史地名大系 「船山古墳」の解説

船山古墳
ふなやまこふん

[現在地名]長船町長船

吉井川山間峡谷を抜けて沖積平野に流れ出す地点左岸に位置。独立した低い小丘陵山頂に立地し、前方部を西の吉井川方向に向けている全長約六〇メートルの前方後円墳。前方部を丘陵の最高点に置いているため、後円部径約三二メートルに対して、前方部の幅は推定で五〇メートルを超える。内部主体は明らかでなく、出土した遺物も伝えられていないため詳細な古墳の築造年代は確定できていない。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 集落遺跡 要衝

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む