船引神社(読み)ふなひきじんじや

日本歴史地名大系 「船引神社」の解説

船引神社
ふなひきじんじや

[現在地名]清武町船引

きたさこに鎮座する。祭神は足仲彦尊・息長足姫尊・誉田別尊。旧村社。寛治元年(一〇八七)創建と伝え、当初は正八幡宮・八幡宮と称したという。弘治二年(一五五六)六月吉日の土田帳写(予章館文書)に「舟引八幡領」がみえる。明治四年(一八七一)船曳神社と改称(日向地誌)。社殿正面には雲の中を泳ぐ竜を彫込んだ高さ二・三五メートル、幅約三〇センチ、竜の頭の長さ五〇センチの雲竜巻柱があり、嘉永六年(一八五三)一一月吉日の年紀とともに本郷南方ほんごうみなみかた(現宮崎市)の大工川崎伝蔵作との墨書がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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