船改(読み)ふねあらため

精選版 日本国語大辞典 「船改」の意味・読み・例文・類語

ふね‐あらため【船改】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ① 港に出入する船舶の積荷・乗組・便船人などを船番所の役人が検査すること。また、その役人。江戸時代では、江戸に出入する廻船を下田または浦賀で改め、禁制の品や人間の流入・流出を防止したのが代表的な例。
    1. [初出の実例]「村芝与十郎といへる船改(アラタ)め、身体はかろけれ共水主船頭にあがめられ」(出典:浮世草子・武道伝来記(1687)五)
  3. ② 御城米積船を雇い入れる時、規定に基づいて船改代官が行なう船体・諸道具・乗組などの検査。空船改(からぶねあらため)。

ふな‐あらため【船改】

  1. 〘 名詞 〙 =ふねあらため(船改)
    1. [初出の実例]「爰は舩改(フナアラタメ)の番所だ」(出典:洒落本・辰巳之園(1770))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

東日本大震災を受け2011年6月に成立した津波対策推進法で、故事「稲むらの火」にちなみ、11月5日と定めた。江戸時代の1854年11月5日(旧暦)、安政南海地震で大津波が発生。現在の和歌山県広川町で...

津波防災の日の用語解説を読む