船越一色村(読み)ふなこしいつしきむら

日本歴史地名大系 「船越一色村」の解説

船越一色村
ふなこしいつしきむら

[現在地名]浜松市船越町(ふなこしちよう)

馬込(まごめ)川右岸に位置し、東対岸は佐藤一色(さとういつしき)村、西は野口(のぐち)村。船越村とも称された。戦国期、当地には馬込川の渡場があった。天正元年(一五七三)一一月一一日の徳川家康判物写(水野文書)によると、馬籠(まごめ)渡について川上川下いずれの知行地であっても地形のよいところで渡船することを認め、棟別二四間分を免除し、一二座を承認、分国中で夏秋二度勧進すべきことなどが定められている。同三年二月一六日には馬籠渡の船頭に対する往来人の乱暴が禁じられている(「徳川家康判物写」同文書)。

松平忠頼領郷村帳に舟越村とみえ、高四石、畑五町一反余、うち川成一二石余、ほかに舟越免七〇石があった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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