良匠(読み)リョウショウ

デジタル大辞泉 「良匠」の意味・読み・例文・類語

りょう‐しょう〔リヤウシヤウ〕【良匠】

すぐれた工匠名工
厚値を受け、―の名を得るに至れり」〈中村訳・西国立志編
すぐれた学者

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精選版 日本国語大辞典 「良匠」の意味・読み・例文・類語

りょう‐しょうリャウシャウ【良匠】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 腕のよい工匠。すぐれた大工工芸家。名工。
    1. [初出の実例]「偶遭良匠小琴」(出典万葉集(8C後)五・八一〇右序文)
    2. [その他の文献]〔淮南子‐泰族訓〕
  3. すぐれた学者。
    1. [初出の実例]「伝燈之良匠に匪ずして、強ひて訂斯の事を睠みる」(出典:日本霊異記(810‐824)下)

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普及版 字通 「良匠」の読み・字形・画数・意味

【良匠】りようしよう

良工

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