良意(読み)りょうい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「良意」の解説

良意 りょうい

1034-1103 平安時代中期-後期の僧。
長元7年生まれ。越前守藤原良経の子。天台宗近江(おうみ)(滋賀県)園城(おんじょう)寺で行円(ぎょうえん),頼尋にまなぶ。康平7年行観に灌頂(かんじょう)をうけ,寛治(かんじ)2年堀河天皇の護持僧となる。園城寺に青竜院をひらいた。権(ごんの)僧正。康和5年11月15日死去。70歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android