色物席(読み)イロモノセキ

デジタル大辞泉 「色物席」の意味・読み・例文・類語

いろもの‐せき【色物席】

色物2もまぜて上演する寄席。色物小屋。

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精選版 日本国語大辞典 「色物席」の意味・読み・例文・類語

いろもの‐せき【色物席】

  1. 〘 名詞 〙 落語に色物を混ぜて上演する寄席。
    1. [初出の実例]「山二の色物席(イロモノセキ)には当時売出しの三遊亭円朝と覇を争った柳橋(後の柳桜)や名人柳枝が現はれた」(出典江戸から東京へ(1922)〈矢田挿雲〉八)

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世界大百科事典(旧版)内の色物席の言及

【色物】より

…文化年間(1804‐18)に講釈師が落語を色物と呼んだが,近代に及んで講談,落語,義太夫,浪花節など寄席の中心をなす演芸に対して色どりとして加える他の演芸を色物というようになった。色物の語源については諸説があって一定しないが,関西では演芸場のことを色物席と呼んでいる。【関山 和夫】。…

※「色物席」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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