色覚バリアフリー(読み)シキカクバリアフリー

デジタル大辞泉 「色覚バリアフリー」の意味・読み・例文・類語

しきかく‐バリアフリー【色覚バリアフリー】

色覚異常など、色覚通常とは異なる人にも認識しやすい配色デザインを用いること。また、そうした配慮がなされたものや状態カラーバリアフリー。→バリアフリー

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

共同通信ニュース用語解説 「色覚バリアフリー」の解説

色覚バリアフリー

赤と緑が同じような色に見えるなど色覚に障害のある人に配慮し、生活上の不便をなくす取り組み。日本人男性の5%、女性の0・2%が、先天的に特定の色同士を区別しにくいとされるが、外見上の違いはないため周囲が気付かず、生活上の困難が放置されやすい。表示方法を工夫する「カラーユニバーサルデザイン」の動きは印刷、広告業界などを中心に広がっており、学校教科書や鉄道路線図、各地ハザードマップなどにも採用されている。

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