日本歴史地名大系 「芥屋村」の解説
芥屋村
けやむら
糸島半島の西端にある。南東は
天正一九年三月二三日の志摩郡惣田数付(朱雀家文書)に安富名・芥屋村が併記され、田五五町九段余・畠四一町七段余。小早川時代の指出前之帳によると岐志村も含み田五四町余(分米五七一石余)・畠四一町七反余(分大豆一九〇石余)。慶長三年(一五九八)分の志摩郡物成帳(朱雀家文書)では高七五九石余、物成四三七石余(うち大豆一三一石余)、うち定物成三一四石余・御免し(免除)分一二三石余。岐志村分村後である同七年の検地高一千五三石余、うち大豆四三〇石余(慶長石高帳)。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報