…戦地から送った従軍記《麦と兵隊》が評判を得て,帰還後も〈兵隊作家〉として活躍。戦後,〈戦犯作家〉の烙印を押されたが,自伝的長編の《花と竜》(1952‐53)や《革命前後》(1959)によって文学的力量を発揮した。死因はのちに睡眠薬自殺と判明。…
※「花と竜」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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