花の本(読み)ハナノモト

デジタル大辞泉 「花の本」の意味・読み・例文・類語

はな‐の‐もと【花の本/花の下】

花の咲いている木の下。花の陰。 春》
鎌倉南北朝時代に、寺社の桜の木の下で連歌を興行したところから》地下じげの連歌愛好者。また、その名手への尊称
2から転じて》連歌・俳諧の最高権威者である宗匠称号。連歌では里村昌琢以来、里村家がこれを称した。俳諧では加藤暁台が二条家から許しを得たのが初めといわれる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「花の本」の意味・読み・例文・類語

はな‐の‐もと【花本・花下】

  1. はな(花)の下[本]

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android