花桐(読み)はなぎり

精選版 日本国語大辞典 「花桐」の意味・読み・例文・類語

はな‐ぎり【花桐】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 桐の花。また、単に桐。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「秋は来てしも宮城野の風、落つるにもろきはなぎりの」(出典:歌謡・松の葉(1703)三・深山路)
  3. 紋所の名。葉の上に、開いた花が明らかに見える桐を図案化したもの。
    1. [初出の実例]「花桐(ハナギリ)のふすま出這入り」(出典歌舞伎松栄千代田神徳徳川家康)(1878)大詰)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む