花知村(読み)はなじりむら

日本歴史地名大系 「花知村」の解説

花知村
はなじりむら

[現在地名]熊野神川かみかわ町花知

大井おおい村の北、北山川左岸にあり、竹原たけはら(現和歌山県北山村)と相対する。鎌倉時代西山にしやま郷の内で竹原氏の支配に属したと考えられる。慶長六年(一六〇一)検地帳(徳川林政史蔵)竹原村の枝郷として「花知」が記される。新宮領で新宮北山組に属する。享保九年(一七二四)新田検地が行われた(「新田畑御改帳」徳川林政史蔵)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む