苛虐(読み)カギャク

デジタル大辞泉 「苛虐」の意味・読み・例文・類語

か‐ぎゃく【苛虐】

[名・形動](スル)人を手ひどく扱って、いじめ苦しめること。また、そのさま。
雇夫待遇とりあつかい是の如く―ならざるべし」〈永峰秀樹訳・暴夜物語〉
「常に悔恨焦躁と取越苦労とに―せられている」〈島木健作・続生活探求

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「苛虐」の意味・読み・例文・類語

か‐ぎゃく【苛虐】

〘名〙 (形動) 思いやりをもたないで、手加減することなく扱うこと。いじめ苦しめること。
※明治月刊(1868)〈大阪府編〉三「国政苛虐にして人民産業を失ふもの少なからず」 〔晉書‐苟晞伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「苛虐」の読み・字形・画数・意味

【苛虐】かぎやく

虐げる。

字通「苛」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android