苛虐(読み)カギャク

デジタル大辞泉 「苛虐」の意味・読み・例文・類語

か‐ぎゃく【苛虐】

[名・形動](スル)人を手ひどく扱って、いじめ苦しめること。また、そのさま。
雇夫待遇とりあつかい是の如く―ならざるべし」〈永峰秀樹訳・暴夜物語〉
「常に悔恨焦躁と取越苦労とに―せられている」〈島木健作・続生活探求

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精選版 日本国語大辞典 「苛虐」の意味・読み・例文・類語

か‐ぎゃく【苛虐】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 思いやりをもたないで、手加減することなく扱うこと。いじめ苦しめること。
    1. [初出の実例]「国政苛虐にして人民の産業を失ふもの少なからず」(出典:明治月刊(1868)〈大阪府編〉三)
    2. [その他の文献]〔晉書‐苟晞伝〕

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普及版 字通 「苛虐」の読み・字形・画数・意味

【苛虐】かぎやく

虐げる。

字通「苛」の項目を見る

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