若き獅子たち(読み)わかきししたち(その他表記)The Young Lions

日本大百科全書(ニッポニカ) 「若き獅子たち」の意味・わかりやすい解説

若き獅子たち
わかきししたち
The Young Lions

アメリカの作家アーウィン・ショー長編小説。1948年刊。3人の主人公ナチスに投じたオーストリア人、ユダヤ系アメリカ人、芸能界に関係していたアメリカ人)の市民生活、軍隊体験を別々に示すことから始まり、この3人のうち、2人のアメリカ青年戦闘の体験を通じて戦友として信頼しあうようになるが、ナチスのイデオロギーに心酔するようになった青年は、有能な兵士になるにつれて人間性を喪失していく。やがてナチス体制崩壊も間近になったころ、この3人はバイエルンの森で対決し、2対1に分かれて殺し殺される運命を迎える。種々のエピソードを劇的な構成で組み合わせ、第二次世界大戦の体験の意味を追求した作品。

[齊藤忠利]

『鈴木重吉訳『若き獅子たち』全2巻(1958・筑摩書房)』

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