若恵比須(読み)ワカエビス

精選版 日本国語大辞典 「若恵比須」の意味・読み・例文・類語

わか‐えびす【若恵ヱ比須・若夷・若戎】

  1. 〘 名詞 〙 昔、京坂地方で、元日の早朝に売り歩いた恵比須神の像を印刷した札。「わかえびす、わかえびす」と呼びながら町を売り歩き、人々はこれを求めて、門口にはったり歳徳棚に供えたりして福を祈った。《 季語・新年 》
    1. [初出の実例]「元日に恵方より持ち来たる若夷を迎へんと思ひ」(出典:咄本・醒睡笑(1628)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む