デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「茂山忠三郎(4代)」の解説 茂山忠三郎(4代) しげやま-ちゅうざぶろう 1928-2011 昭和-平成時代の能楽師狂言方。昭和3年4月3日生まれ。大蔵流,3代茂山忠三郎の次男。昭和7年「業平餅(なりひらもち)」で初舞台。40年4代茂山忠三郎を襲名。47年日本能楽会会員。54年より忠三郎狂言会を主宰。63年「木六駄(きろくだ)」で芸術祭賞。平成13年「伯母ヶ酒(おばがさけ)」で芸術祭大賞。16年日本能楽会理事。16年観世寿夫記念法政大学能楽賞。おおらかで骨太な芸風で知られ,海外公演も多かった。平成23年8月20日死去。83歳。京都府出身。立命館大卒。本名は倖一(こういち)。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例