茅廬(読み)ぼうろ

精選版 日本国語大辞典 「茅廬」の意味・読み・例文・類語

ぼう‐ろバウ‥【茅廬】

  1. 〘 名詞 〙 茅葺(かやぶ)き屋根の家。粗末な家。転じて、自分の家をへりくだっていう語。
    1. [初出の実例]「一夜胸襟塵気除、間聴玉屑灑茅廬」(出典枕山詩鈔三編(1867)上・雪夜即事)
    2. 「牧民、茅蘆(ホウロ)を結ひて牛羊を畜牧し」(出典:明治月刊(1868)〈大阪府編〉二)
    3. [その他の文献]〔張籍‐送韓侍御帰山詩〕

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普及版 字通 「茅廬」の読み・字形・画数・意味

【茅廬】ぼう(ばう)ろ

かやぶきの家。宋・梅尭臣〔雪に対して、往歳銭西湖林逋を訪ふを憶ふ、三首、一〕詩 折竹、籬(まがき)を壓して、曾(すなは)ちぐるを礙(さまた)ぐ 却つて下(の雪)をねて、廬に到る

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