茅潜(読み)カヤクグリ

デジタル大辞泉 「茅潜」の意味・読み・例文・類語

かや‐くぐり【×潜】

イワヒバリ科の鳥。全長14センチくらい。上面赤みがかった暗褐色に縦斑があり、下面は暗灰色。日本特産。高山ハイマツ帯にすみ、低木の間を飛び回る。冬は平地にも下りる。 夏》「―聴き天近き尾根わたる/蓼汀」

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精選版 日本国語大辞典 「茅潜」の意味・読み・例文・類語

かや‐くぐり【茅潜】

  1. 〘 名詞 〙 イワヒバリ科の小鳥。全長約一四センチメートルで、スズメとほぼ同じ大きさ。背面赤褐色淡色の縦の紋があり、腹面は褐色。日本の特産種で、北海道と本州の高山のハイマツ帯で繁殖し、冬には各地の低山のささやぶにおりてくる。繁殖期の六、七月ごろ鈴のような美しい声で鳴く。低木や草むらをくぐり歩くことが多いところからこの名がある。かやくき。《 季語・夏 》 〔文明本節用集(室町中)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「茅潜」の解説

茅潜 (カヤクグリ)

学名Prunella rubida
動物。イワヒバリ科の鳥

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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