茶毒蛾(読み)チャドクガ

デジタル大辞泉 「茶毒蛾」の意味・読み・例文・類語

ちゃ‐どくが【茶毒×蛾】

ドクガ科のガ。はね開張約3センチで黄色い。雄に黒褐色鱗粉が多い。幼虫は茶・ツバキ・サザンカの葉を食べ、茶毛虫とよばれ、毒針毛に触れると皮膚炎症を起こす。

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精選版 日本国語大辞典 「茶毒蛾」の意味・読み・例文・類語

ちゃ‐どくが【茶毒蛾】

  1. 〘 名詞 〙 ドクガ科の小形のガ。はねの開張三センチメートルくらい。体・はねともに黄色で前ばねに二個の黒点があり、雄はやや小さく、はねに黒みを帯びることがある。幼虫は「ちゃけむし」と呼ばれ、チャ・ツバキ・サザンカなどの葉を食べる害虫。幼虫・成虫ともに毒毛をもち、触れるとひどく痛む。卵で越冬し、幼虫は四月頃、成虫は七~一〇月頃現われる。本州以南、朝鮮、台湾、中国に分布。ちゃのけむしちょう。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「茶毒蛾」の解説

茶毒蛾 (チャドクガ)

学名Euproctis pseudoconspersa
動物。ドクガ科のガ

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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