茶立て虫(読み)ちゃたてむし

精選版 日本国語大辞典 「茶立て虫」の意味・読み・例文・類語

ちゃたて‐むし【茶立虫・茶柱虫】

  1. 〘 名詞 〙 チャタテムシ目に属する昆虫の総称。体長一~一〇ミリメートルの微小種。体は柔らかく、多くは褐色。四枚の膜質のはねをもつが、退化して全くない種類もある。触角は糸状で、あしは比較的長く、走るのに適する。野外では樹幹・朽ち葉などに集まって菌類・地衣類などを食べ、屋内では紙類の澱粉質、穀粉、昆虫の死体などを食べる。障子などに止まってたてる微音が茶をたてる音に似ているところからの名。日本には約九〇種が知られる。あずきあらい。かくれざとう。なきざみ。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「庵の日利休の魂か茶立虫」(出典:俳諧・若みどり(1691))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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