茶茶(読み)チャチャ

デジタル大辞泉 「茶茶」の意味・読み・例文・類語

ちゃ‐ちゃ【茶茶】

他人の話に割り込んで言う、ひやかしや冗談。「まじめな相談茶茶が入る」
《近世上方女性語》茶のこと。
「もしお入りなされ。―上がっておいでんかいな」〈滑・膝栗毛・六〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「茶茶」の意味・読み・例文・類語

ちゃ‐ちゃ【茶茶】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 茶を煎(せん)じ出した汁。茶。
    1. [初出の実例]「いゑままは嫌じゃが、ちゃちゃ一ツをこしてくれなんせ。塩いれてへ」(出典:洒落本・月花余情(1746))
  3. 妨害邪魔。さまたげ。障害
  4. ちゃちゃほうちゃ(茶茶━)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む