日本歴史地名大系 「草加南村」の解説 草加南村くさかみなみむら 兵庫県:津名郡一宮町草加南村[現在地名]一宮町南(みなみ)草加中村の南にあり、西は海に面する。全域が起伏の多い丘陵地で、ほぼ中央部を同村から南の深草(ふかくさ)村への道が曲折し急坂を上下しながら通る。北から南に傾斜する大きな谷底を佐土(さど)川が南から北へ流れる。正保国絵図に村名がみえ、高二二〇石余。天保郷帳では高二五二石余。反別戸数取調書によると反別二三町八反余、高三九一石余、うち九九石余を奥御小姓役根本弥平ら四人の給人が知行、蔵入高は二九二石余。家数四五・人数二八一。柳沢組に属した。明治一〇年(一八七七)に草加中村など三ヵ村と合併して草香(くさか)村となる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by