草藤(読み)クサフジ

デジタル大辞泉 「草藤」の意味・読み・例文・類語

くさ‐ふじ〔‐ふぢ〕【草藤】

マメ科蔓性つるせい多年草山野の草むらに生える。葉は多数小葉からなる羽状複葉で、先が巻きひげになる。夏、青紫色の花を総状につける。

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精選版 日本国語大辞典 「草藤」の意味・読み・例文・類語

くさ‐ふじ‥ふぢ【草藤】

  1. 〘 名詞 〙 マメ科のつる性多年草。各地の山野の草地に生える。茎は長く伸び、高さ一~二メートルになる。葉は鮮緑色の羽状複葉で八~一三対の小葉からなり、先端にある巻ひげで他物に絡みつく。小葉は長さ一五~三〇ミリメートルの長楕円形。初夏葉腋(ようえき)に青紫色の蝶形花を総状に一〇~三〇個ぐらいつけた花穂を出す。莢(さや)は長さ二・五センチメートルくらいの長楕円形で、ふつう五個の種子を含む。〔大和本草批正(1810頃)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「草藤」の解説

草藤 (クサフジ)

学名Vicia cracca
植物。マメ科のつる性多年草,薬用植物

草藤 (クサドウ)

植物。イネ科の多年草。ハマニンニク別称

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