出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
…最近の発見で前漢の五鳳元年(前57)の木簡にも八分が見られることがわかり,〈前漢に八分なし〉の定説がくつがえった。草隷は隷書を早書きしたもので,後漢の趙壱の《非草書》にその名が見え,秦末に戦時の急ぎに間にあうように作られたという。近年前漢時代の木簡中の実用書に多く発見され,だんだんその実態が明らかにされているが,独立した書体としてその境界の定めにくいものである。…
※「草隷」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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