草頭(読み)ソウトウ

精選版 日本国語大辞典 「草頭」の意味・読み・例文・類語

そう‐とうサウ‥【草頭】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 草のうえ。草上
    1. [初出の実例]「雨晴山頂遠、春暮草頭斉」(出典:菅家文草(900頃)一・賦得詠青)
    2. [その他の文献]〔杜甫‐送孔巣父謝病帰遊江東兼呈李白詩〕
  3. 漢字の冠の一つ。くさかんむりのこと。

そう‐ずサウヅ【草頭】

  1. 〘 名詞 〙 馬の背の百会(ひゃくえ)のうしろ、尻の方の骨の盛りあがって高くなった所。三頭(さんず)
    1. [初出の実例]「三位中将馬のさうづのぶかにゐさせて」(出典:平家物語(13C前)九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む