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荒勝文策 あらかつ ぶんさく

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

荒勝文策 あらかつ-ぶんさく

1890-1973 大正-昭和時代の物理学者。
明治23年3月25日生まれ。昭和3年台北帝大教授,11年母校の京都帝大教授,定年退官後,甲南大初代学長。9年日本初の原子核人工変換実験に成功。京大サイクロトロンの建造につとめた。昭和48年6月25日死去。83歳。兵庫県出身。旧姓は長田。著作に「力学」「近代物理学」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典内の荒勝文策の言及

【核兵器】より

… 日本でも,1941年陸軍が理化学研究所仁科研究室に研究を委託し,海軍も42年7月から43年3月まで仁科芳雄と原子爆弾製造について検討したが,結論は,原爆製造の可能性はあるが当時の戦争に使用されるほど早くは開発不能であろうということであった。陸軍は仁科研究室に熱拡散法によるウランの分離法を委託し,海軍は京大の荒勝文策に遠心分離法による分離法を委託したが,いずれも実験装置の製作程度で,組織的な研究・開発へは移行しえなかった。
【核分裂兵器】
 235U,233U,239Puの3種類の元素が核分裂兵器として使用されうる核分裂物質であるが,主として使用されているのは235Uと239Puである。…

※「荒勝文策」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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