荒城神社(読み)あらきじんじや

日本歴史地名大系 「荒城神社」の解説

荒城神社
あらきじんじや

[現在地名]国府町宮地 宮垣内

荒城川右岸にあり、祭神は大荒木之命・国之水分神・天之水分神・弥都波能売神。旧県社。「延喜式」神名帳の荒城郡五座のうちの一つ。「和訓栞」に「荒木ハ生ノママナルヲ云ナルベシ、地名ニ荒木、新城ナドカケリ、新墾ノ義ナルベシ」とあり、当郡開拓の神社の意といえる。神社明細帳(県立歴史資料館蔵)に「創立年紀不詳(中略)往古荒城郡荒城郷荒城神社ト云、其後郡名郷名ハ変ルト雖モ社号ハ従来ノ如ク荒城神社ト唱来(中略)飛州志ニ荒城神社ヲ今ハ荒木宮河伯大明神ト称スト有」と記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

デジタル大辞泉プラス 「荒城神社」の解説

荒城神社

岐阜県高山市にある神社。1390年に建てられた本殿は国の重要文化財に指定されている。

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