依田信蕃(読み)よだ のぶしげ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「依田信蕃」の解説

依田信蕃 よだ-のぶしげ

1548-1583 戦国-織豊時代の武将
天文(てんぶん)17年生まれ。芦田(依田)信守の子。はじめ武田氏に,武田氏滅亡後は徳川家康につかえ,信濃(しなの)(長野県)諏訪(すわ)・佐久両郡を領有した。上田城主の真田昌幸(さなだ-まさゆき)の帰属につくすなど家康の同国経略の推進者だったが,佐久岩尾城攻撃中討ち死にした。天正(てんしょう)11年2月23日死去。36歳。信濃出身。通称は源十郎,右衛門佐。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android