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荒木了伯 あらき りょうはく

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

荒木了伯 あらき-りょうはく

?-1646 江戸時代前期のキリシタン。
ローマに留学,司祭となり,元和(げんな)元年(1615)帰国。5年長崎で捕らえられ,棄教。沢野忠庵らとともに長崎奉行所の目明かしとなってキリシタン吟味に協力した。正保(しょうほ)3年死去。晩年は信仰心をとりもどし,殉教したともいう。洗礼名はトマス

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(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

荒木了伯

没年:正保3(1646)
生年:生年不詳
江戸前期の転びバテレン。大村藩(長崎県)出身か。キリシタン名はトマス。ペドロ・アントニオとも称した。セミナリオを卒業し,留学生としてローマに派遣される。慶長17(1612)年司祭となり,元和1(1615)年帰国。同5年長崎で捕らえられ,大村の鈴田牢に入獄。背教後は荒木了伯と称した。同じく背教した沢野フェレイラ(忠庵)神父と後藤了順と共に長崎奉行より扶持をもらい,通訳および目明しとして働く。長崎市西勝寺には3人が署名した転び証文の写しがある。晩年には背教を取り消し,信仰を取り戻したといわれる。<参考文献>高瀬弘一郎「転び伴天連トマス・アラキ」(『史学』48巻4号)

(宮崎賢太郎)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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