荒木照定(読み)アラキ ショウジョウ

20世紀日本人名事典 「荒木照定」の解説

荒木 照定
アラキ ショウジョウ

明治〜昭和期の俳人 真言宗智山派僧侶;成田山新勝寺貫主。



生年
明治25(1892)年4月28日

没年
昭和40(1965)年9月20日

出生地
千葉県山武郡成東町

学歴〔年〕
東洋大学〔大正2年〕卒

主な受賞名〔年〕
紺綬褒章〔昭和3年〕

経歴
明治34年成田山新勝寺に弟子入りし、35年石川照勤貫主について得度、38年受戒 灌頂を受けた。大正13年32歳で新勝寺貫主に就任し14年から3年間、欧米視察、昭和3年新更会を設立青少年の教化に努めた。また23年には成田山文化事業団を設立、総裁となり図書館、高等学校を経営。横浜、大阪、名古屋、川越、札幌などに別院を興し教化活動を行う。真言宗智山派集議席、同派宗機顧問を務め、13年には大僧正に叙せられた。紺綬褒章受章。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「荒木照定」の解説

荒木照定 あらき-しょうじょう

1892-1965 明治-昭和時代の僧。
明治25年4月28日生まれ。真言宗。成田山新勝寺にはいり,石川照勤より灌頂(かんじょう)をうけ,大正13年同寺貫主となる。昭和3年地方青年指導機関の新更会を設立。23年成田山文化事業財団を設置,その総裁をつとめた。昭和40年9月20日死去。73歳。千葉県出身。東洋大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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