荒木蘭皐(読み)あらき らんこう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「荒木蘭皐」の解説

荒木蘭皐 あらき-らんこう

1717-1767 江戸時代中期の漢詩人。
享保(きょうほう)2年生まれ。富永芳春(ほうしゅん)の子。富永仲基の弟。荒木適翁の養子懐徳堂三宅石庵(せきあん),中井甃庵(しゅうあん)に,のち田中桐江(とうこう)にまなぶ。みずからも詩社如蘭社を設立した。明和4年11月6日死去。51歳。大坂出身。名は鉄,定堅。字(あざな)は子剛。通称は吉右衛門。別号に鉄斎,如竹居。詩集に「雞肋(けいろく)集」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android