富永芳春(読み)とみなが ほうしゅん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「富永芳春」の解説

富永芳春 とみなが-ほうしゅん

1684-1740* 江戸時代中期の儒者
貞享(じょうきょう)元年7月15日生まれ。富永仲基(なかもと),荒木蘭皐(らんこう)の父。家は代々大坂の醤油(しょうゆ)醸造業者。五井持軒(じけん),三宅石庵(せきあん)にまなぶ。享保(きょうほう)9年好学の町人五同志のひとりとして,庶民のための学問所懐徳堂の創設にかかわり,自分の隠居所を提供した。元文4年12月14日死去。56歳。名は徳通。通称は道明寺屋吉左衛門。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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