精選版 日本国語大辞典 「荒神松」の意味・読み・例文・類語 こうじん‐まつクヮウジン‥【荒神松】 〘 名詞 〙 かまどを守る荒神に供える松。貝がらを焼いて作った胡粉(ごふん)を松の小枝にまぶしたり、蕨(わらび)粉の糊で染めかためたり、葉先を褐色に染めたりする。[初出の実例]「わしは荒神松(クヮウジンマツ)を二本で三文に買おとし、古釘で門口(かどぐち)へ打つけておきました」(出典:読本・本朝酔菩提全伝(1809)八上) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例