こう‐そうクヮウサウ【荒草】
- 〘 名詞 〙 あれはてた草地。生いしげる雑草。禅宗では悟りに至る前の無明(むみょう)の喩に用いる。
- [初出の実例]「荒草不レ鋤乃祖玄、涅槃正法妙心禅」(出典:狂雲集(15C後)拝関山和尚塔)
- [その他の文献]〔陶潜‐挽歌〕〔臨済録〕
あら‐くさ【荒草】
- 〘 名詞 〙 荒地に生える雑草。
- [初出の実例]「草蔭の安努(あの)な行かむと墾(は)りし道安努は行かずて阿良久佐(アラクサ)立ちぬ」(出典:万葉集(8C後)一四・三四四七)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報
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