荘厳ミサ(読み)そうごんミサ(英語表記)missa solemnis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「荘厳ミサ」の解説

荘厳ミサ
そうごんミサ
missa solemnis

ローマ・カトリックの典礼においてミサ中,司式司祭が助祭副助祭を伴い,かつ典礼文の特定の部分を司式者が歌うミサをいう。盛式ミサともいう。近代になって助祭と副助祭の位階は単に司祭職への前段階にすぎなくなったので,司祭たちが助祭,副助祭の役目を行うのが普通となった。特にこのミサには福音書の荘厳な歌誦,撒香,聖体拝領前の平和の接吻がある。教皇ミサ,司教ミサもこの荘厳ミサのなかに含まれる。

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精選版 日本国語大辞典「荘厳ミサ」の解説

そうごん‐ミサ サウゴン‥【荘厳ミサ】

(missa sollemnis の訳語)
[1] 〘名〙 カトリック教会で、助祭・副助祭を伴って行なわれる盛儀ミサのこと。
[2] (原題Missa solemnis) ベートーベン作曲のミサ曲。作品一二三番。一八二三年完成。二四年ペテルブルク初演。ベートーベンの晩年の曲で、ルドルフ大公にささげられた。荘厳ミサ曲

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