日本歴史地名大系 「荻布村」の解説 荻布村おぎのむら 富山県:高岡市旧射水郡小矢部川右岸地区荻布村[現在地名]高岡市荻布・荻野新町(おぎのしんまち)・材木町(ざいもくちよう)小矢部川と庄川の中間、江尻(えじり)村の北方に位置。正保郷帳では高一三一石余、田方五町七反余・畑方三町余、新田高一六七石余。寛文一〇年(一六七〇)の村御印の草高三三四石・免四ツ三歩、新田高(万治二年)四石、小物成は猟船櫂役五匁(退転)であった(三箇国高物成帳)。天保一四年(一八四三)一七石余の新開(「極高新開根帳」高樹文庫)、万延元年(一八六〇)には荻布村付として能町(のうまち)村領で一〇石ほどの新開が行われた(「請高新開根帳」同文庫)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by