デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「荻生方庵」の解説 荻生方庵 おぎゅう-ほうあん 1626-1706 江戸時代前期の医師。寛永3年生まれ。荻生徂徠(そらい)の父。上野(こうずけ)(群馬県)館林藩主徳川綱吉(のちの5代将軍)に侍医としてつかえる。延宝7年綱吉に罰せられ,上総(かずさ)本納村(千葉県茂原市)に蟄居(ちっきょ)。元禄(げんろく)3年ゆるされて幕府の医官となった。宝永3年11月9日死去。81歳。江戸出身。名は敬之,景明。別号に桃渓。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例