菊ごぼう(読み)きくごぼう

事典 日本の地域ブランド・名産品 「菊ごぼう」の解説

菊ごぼう[根菜・土物類]
きくごぼう

東海地方岐阜県地域ブランド
主に中津川市で生産されている。切り口模様が菊の花に似ているため、菊ごぼうと呼ばれる。江戸時代末期に恵那市岩村山中で発見され、明治時代に入ってから栽培が始められた。赤土土壌で香りのあるやわらかいごぼうができる。食物繊維も豊富。10月中旬から11月中旬にかけて収穫される。飛騨・美濃伝統野菜。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「菊ごぼう」の解説

菊ごぼう

岐阜県中津川市、恵那市で主に生産されるアザミゴボウの根をさす。もと山菜だが、明治期から本格的に栽培が始まった。味噌漬け醤油漬けなどにして食する。

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