菊池南洲(読み)きくち なんしゅう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「菊池南洲」の解説

菊池南洲 きくち-なんしゅう

1751-1808 江戸時代中期-後期儒者
宝暦元年生まれ。菊池南汀(なんてい)の子。江戸の人。柴野栗山(りつざん)にまなぶ。常陸(ひたち)水戸藩につかえ彰考館で「大日本史」の編修にたずさわり,寛政10年総裁となった。著作に「鎌倉英勝寺住持職事考」。文化5年7月22日死去。58歳。名は重固。字(あざな)は子厚。通称は造酒蔵,平八郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android