デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「菊池虎太郎」の解説 菊池虎太郎 きくち-とらたろう 1837-1900 幕末-明治時代の武士,殖産家。天保(てんぽう)8年生まれ。陸奥(むつ)仙台藩士。江戸で医学と洋式兵法を修得する。水戸の藤田小四郎と通じたとして幽閉され,脱藩。帰藩して戊辰(ぼしん)戦争に従軍。明治9年仙台に養蚕教授所をもうけて機織業をおこし,20年から小笠原の開拓にもつくした。明治33年2月5日死去。64歳。名は修文。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例