華麗なる一族(読み)カレイナルイチゾク

デジタル大辞泉 「華麗なる一族」の意味・読み・例文・類語

かれいなるいちぞく〔クワレイなるイチゾク〕【華麗なる一族】

山崎豊子小説。昭和45~46年(1970~1971)発表関西財界に君臨する銀行頭取一族策謀親子確執を描く。昭和49年(1974)、山本薩夫監督により映画化され、第29回毎日映画コンクール撮影賞受賞。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

デジタル大辞泉プラス 「華麗なる一族」の解説

華麗なる一族

①山崎豊子の小説。1970~1971年発表。
②①を原作とした1974年公開の日本映画。監督:山本薩夫、脚本:山田信夫、撮影:岡崎宏三、美術:横尾嘉良ほか。出演:佐分利信月丘夢路、仲代達矢、山本陽子、田宮二郎香川京子、京マチ子ほか。第29回毎日映画コンクール撮影賞、美術賞受賞。
③①を原作とした日本のテレビドラマ。放映はテレビ朝日系列(1974年10月~1975年3月)。全26回。出演:山村聡小川真由美久我美子、加山雄三ほか。とある財閥の一族が繰り広げる人間ドラマ。
④①を原作とした日本のテレビドラマ。放映はTBS系列(2007年1月~3月)。全10回。脚本:橋本裕志。音楽:服部隆之。出演:木村拓哉北大路欣也、鈴木京香ほか。TBS開局55周年の記念作品。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android