菱形の池(読み)ひしがたのいけ

日本歴史地名大系 「菱形の池」の解説

菱形の池
ひしがたのいけ

[現在地名]植木町円台寺

八幡神出現の伝承地で、円台寺本村えんだいじほんむらの真下の谷川の一部を切石で菱形に囲み注連縄を張る。一辺二・五メートル、短対角線長二・七メートルで、囲いの中から清水が湧出している。北畠親房神皇正統記」に、「欽明天皇ノ御代ニ始テ神トアラハレテ、筑紫ノ肥後国菱形ノ池ト云所ニアラハレ給、ワレハ人皇十六代誉田ノ八幡丸ナリ、トノ給キ、誉田ハモトノ御名、八幡ハ垂跡ノ号ナリ」とあるが、肥後は豊前の誤りとされる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

事典 日本の地域遺産 「菱形の池」の解説

菱形の池

(熊本県熊本市北区植木町円台寺)
熊本水遺産指定の地域遺産。
田原坂近くにある菱形の形をした小さな池

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域遺産」事典 日本の地域遺産について 情報

事典・日本の観光資源 「菱形の池」の解説

菱形の池

(熊本県鹿本郡植木町)
熊本名水百選」指定の観光名所。

出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報

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