菱田毅斎(読み)ひしだ きさい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「菱田毅斎」の解説

菱田毅斎 ひしだ-きさい

1784-1857 江戸時代後期の儒者
天明4年生まれ。家は代々農業,商業をいとなむ。合田恒斎,ついで京都で皆川淇園(きえん)にまなび,郷里美濃(みの)(岐阜県)にかえり,私塾をひらく。のち美濃大垣藩につかえ,藩校致道館の助教,藩主侍講となった。安政4年2月13日死去。74歳。名は重明。字(あざな)は伯麗。通称は清次。著作に「本藩系譜」「観善録」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android