最新 地学事典 「葉食性」の解説
ようしょくせい
葉食性
folivory
動物の食物の種類を示す狭義の食性のうち,樹木の葉部を食物とする食性。植物食の一種。樹木の葉部にはセルロースが多く含まれていることから葉食性の動物は長い消化管をもつ傾向がある。また,毒性の高い化学物質が含まれていることも多いため,特殊な進化を遂げたものも多い。哺乳類・鳥類・爬虫類・昆虫類・軟体動物類などでみられる。哺乳類にはコアラやナマケモノなどほぼ完全な樹上性を獲得した葉食性の動物もいる。「folio(葉)」「貪る(vorous)」を語源とする。
執筆者:安藤 達郎
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

