日本歴史地名大系 「蒼泉寺」の解説 蒼泉寺そうせんじ 茨城県:東茨城郡御前山村長倉村蒼泉寺[現在地名]御前山村長倉長倉(ながくら)の西北の台地に松や杉の木立に囲まれて建つ。南嶽山達磨院と号し、曹洞宗。本尊は聖観世音菩薩。佐竹義綱が佐竹氏の菩提寺として延元三年(一三三八)に建立した善慶(ぜんけい)寺が、文禄四年(一五九五)佐竹義興の柿岡(かきおか)(現新治郡八郷町)移封に伴い柿岡へ移ったあとの寺域に建てられた。慶長元年(一五九六)相州小田原(現神奈川県小田原市)の海蔵(かいぞう)寺の安叟の開山。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by